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プレドニン副作用(プレドニン錠 副作用)

プレドニンによる想定される症状の詳細はこちらをご参照下さい。

プレドニンとは(プレドニン錠とは)

プレドニン(プレドニン錠)は、炎症やアレルギーを抑えるステロイド薬(steroid drug)です。また、溶血性貧血の治療にも使用されます。

プレドニン(Predonine)の主成分は、プレドニゾロン(Prednisolone)です。
このプレドニゾロンは、古くから利用されている、最も一般的なステロイド薬です。

プレドニンは、塩野義製薬が製造・販売している合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)の内服薬です。

副腎から分泌されるホルモンには、様々なものがあります。代表的なものに、コルチゾル(cortisol)があります。
これらの副腎皮質ホルモン、つまりステロイドホルモンを元に開発された、合成副腎皮質ホルモン剤の1つが、プレドニゾロンです。

プレドニゾロンには、電解質代謝作用があるため、浮腫、血圧上昇を起こす可能性があります。

膠原病、関節リウマチ、重度のアレルギー症状、重い喘息、関節リウマチ、ネフローゼ、耳鳴り、めまい等に利用されています。

主な効能は以下の通りです。

・慢性副腎不全(アジソン病)
・免疫系の病気(潰瘍性大腸炎、ネフローゼ、膠原病、
 関節リウマチ)
・アレルギーや炎症性の病気(アレルギー性鼻炎、アトピー、
 喘息や湿疹、結膜炎、角膜炎等)
・その他(重症筋無力症、突発性難聴、顔面神経麻痺、
 メニエル病(めまい、耳鳴り)、多発性骨髄腫、白血病、
 抗がん薬に伴う悪心・嘔吐、臓器移植後の拒絶反応の
 抑制、注射によるパルス療法の補助等)


プレドニン副作用(プレドニン錠 副作用)

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

プレドニン錠の主な副作用は、食欲増進、不眠、吐き気、下痢、生理不順、むくみ、ムーンフェイス等です。

プレドニンの副作用は、服用量や服用期間によって異なります。
少量であれば、長期間続けても、それほど心配は、ありません(15mg以下)。
しかし、量が多い場合には、様々な副作用が出る可能性が高くなります(30mg以上)。

飲み始めに、多く見られるのは、不眠、いらいら感、食欲増進、吐き気、消化不良、下痢等です。

長期間の服用での特徴的な副作用は、脂肪の異常沈着です。
処方されている量が多い場合に発生する可能性が高く、ムーンフェイス(顔がふっくらする)、肩やおなかが太ったりする症状が出ます。

また、むくみ、にきび、生理不順等も発生します。

長期連用後の、プレドニンの離脱症状としては、頭痛、発熱、筋肉痛、関節痛、食欲不振、脱力感、ショック等が報告されておりますので、自己判断による中断等は控え、医師の指示に従って減量していく必要があります。非常に症状が重いと云う報告もあり、注意が必要です。

重大な副作用としては、以下のものが報告されております。

・誘発感染症、感染症の増悪
・続発性副腎皮質機能不全、糖尿病
・消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血
・膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣
・骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死
・ミオパチー、緑内障、後嚢白内障
・中心性漿液性網脈絡膜症
・多発性後極部網膜色素上皮症
・血栓症、心筋梗塞、脳梗塞、動脈瘤
・硬膜外脂肪腫、腱断裂

これ以外の副作用には、下記のものがあります。

・発疹、月経異常、クッシング症候群様症状
・下痢、吐き気、嘔吐、胃痛、胸やけ
・腹部膨満感、のどの渇き、食欲不振、食欲亢進
・多幸症、不眠、頭痛、めまい
・筋肉痛、関節痛
・満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝
・浮腫(むくみ)、血圧上昇
・低カリウム性アルカローシス
・網膜障害、眼球突出、白血球増多
・ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑
・線条、かゆみ、発汗異常、顔面紅斑、脂肪織炎
・発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加
・精子数及びその運動性の増減、尿路結石
・創傷治癒障害、皮膚・結合組織の菲薄化・脆弱化

さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。

注意事項

長期間の治療の場合、定期検査を受ける必要があります。

持病やアレルギーのある方、また、水痘(水ほうそう)や麻疹(はしか)に罹ったことのない方は、医師と相談してください。
服用中の薬がある場合にも、医師に教えてください。

基本的に、以下の方は、禁忌です。

・過敏症の既往歴がある方

以下の方には、慎重な投与が必要です。

・ウイルス性結膜、角膜疾患への眼科的投与
・滑液嚢内、腱鞘内、腱周囲への使用(要注意)
・肝硬変
・感染症
・感染症のある関節腔内への使用(要注意)
・急性化膿性疾患の眼科的投与
・結核性疾患
・結核性疾患の眼科的投与
・血栓症
・高血圧
・甲状腺機能低下症
・後嚢白内障
・骨多孔症
・脂肪肝
・脂肪塞栓症
・重症筋無力症
・消化性潰瘍
・腎不全
・真菌性疾患の眼科的投与
・精神病患者
・全身真菌症
・単純疱疹性角膜炎
・電解質異常
・糖尿病
・動揺関節の関節腔内への使用(要注意)
・内臓手術創(新しい創傷がある)
・有効な抗菌剤のない感染症患者
・緑内障

以下の併用等は、作用が増減するため注意が必要です。

・経口血糖降下薬(作用減弱)
・抗凝集素(作用減弱)
・サリチル酸誘導体(プレドニン減量で血中サリチル酸濃度が
 増加)
・シクロスポリン血中濃度が上昇(大量投与の場合)
・チアジド系利尿薬(低カリウム血症発症)
・バルビツレート(作用減弱)
・フェニトイン(作用減弱)
・フロセミド(低カリウム血症)
・ワクチン接種で神経障害・抗体反応の欠如

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